山ガール・山好き著名人からのコメント

水野裕子(タレント)

水野裕子

“そこに山があるから登るのだ”という名言も彼らにとっては強く狂おしいほどに縛りつける、もはや呪いのようなもの。こんな人を好きになったら苦労するだろうなぁ(笑)

横山エリカ(モデル・パーソナリティ)

横山エリカ

なぜ登る?なぜ諦めない?なぜ引き返す?なぜ危険をおかす?なぜ美しい。圧倒的な自然の前で投げかけられる数々の疑問。挑戦する事の極限を目の当たりにしました。日常の些細な「壁」を乗り越える事から始めてみよう。そう思わせてくれました。

辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)

辛酸なめ子

ピッケルやスパイクが氷壁に打ち込まれるザクッという音とともに、心に刻まれる登山男子のかっこよさ。この映画を観たあとは人生の山も乗り越えられる勇気が得られます。

華恵(モデル・エッセイスト)

華恵

自分のせいで命を削った相手を撮り続ける。人間の極限を、正直に映している。しかも登っている当事者たちが。彼らが一緒に向うのは、限りない生なのだ。

小林千穂(山岳ライター)

小林千穂

それぞれに大切な人がいる、かけがえのないパートナーをなくしている、そして自らも生死の境をさまよう経験をしている…。それでもメルーに向かうのは、ただ山の魅力にとりつかれているからじゃない。それを知ってもらうために、一人でも多くの人に観てもらいたいです。3人を見守るジョン・クラカワーの言葉にも注目。

鈴木ともこ(マンガ家)

鈴木ともこ

どうしようもない衝動と決意、葛藤と信頼。そこに通底しているのは、涙や悲壮感ではなく笑顔。これは私が知る限り、最もリアルな登山家の映画だ。

鈴木みき(イラストレーター)

鈴木みき

世間的には不器用かもしれないけど夢を叶える行動力がある。それでいてロマンチスト。こんなアルパインクライマーみたいな男に、結局女は弱い。

仲川希良(モデル・フィールドナビゲーター)

仲川希良

メルーには登山の全てがある、と言う。そして登山には、人生の全てがある。3人の登山家の人生を支える挑戦と、その挑戦を支えるチーム。今は亡き師、友人、麓で待つ家族、皆がその一員。一人では生きられない人間同士の、つながりが生む強さを感じた。

今井通子(登山家・医学博士)

今井通子

見どころは、もちろん全編ですが、特に満天の星空の中で山々がそびえ立ちさらにその山中から小さな光が放たれているシーンは、映画館内なのに、清涼な空気と勘違いし思わず深呼吸してしまいそうな美しさと同時に光る点に血の通う熱を感じました。
摂氏―20℃前後の冷たい空気と下から吹き上げてくる風の感触、下界にサンサンと降り注いでいる陽光、それらが脳裏にフラッシュバックし、私にとってはその場にいるようなリアル感でいっぱいでした。このような雄大でゾクゾクするような自然界の景色は、日常は全く観るチャンスが無いので、このシーンだけでもこの映画は、見る価値あり!!